きれいごと抜きの本音で語らせていただきますので「なんだコイツは」と思われるかもしれませんし、引き合いを頂くことも出来なくなるかもしれませんが、私の経営理念として書きます。
どんな企業さんも率直に「儲ける」という事が基本だと思います。それは１人営業している零細業者であれ１万人の大企業であれ、金額の差はあっても同じことだと思います。経営を安定させ、雇用を守り、会社としての信用を獲得し、さらに飛躍するためには先ず「本業で儲ける」という事が重要になってきます。
弊社のようなひとり営業の会社といえどもそれは同じで、「他社よりも安くやりますよ～」とは言えません。常に「もっと安い所はないか」とお探しのお客様には、弊社を利用していただく価値はありません。
お客様に末長く弊社をご利用していただくためには弊社も生き残らなければなりませんので、ご希望の価格でのお取引が出来ない場合もあります。ご希望する製品を可能な限りご希望の納期ご提供することを考えて営業をしており、加工単価が他社と比べて高いか安いかは考えません。一番大切なことは「こいつに任せておけば絶対大丈夫」と信頼して頂ける事だと思っています。
外注先が廃業してしまった、今までお付き合いしていた旋盤屋さんが高齢のため仕事を断られた、外注してた加工屋さんとのお付き合いが無くなってしまった、社内の技能工が退職してしまったり、怪我や病気で一時的に内製が出来なくなってしまった、など様々な理由で弊社を訪ねてこられるお客様がいらっしゃいます。実績加工費を伺う事もありますが、弊社で対応出来るものと出来ないものが存在します。経験値の違い、その仕事に必要な治具工具の有無、設備の違い、得意不得意の違い、日頃のお付き合いの度合いでもその時々の相場は変わってきますので、弊社にはその掲示いただく実績単価がその時点では高いのか安いのかも分かりません。
同業者から回ってくるお仕事でも「こんな金額で採算とれる？」と言われる事もありますし、弊社が助けてもらう場合にも「こんな安く受けてもらっていいの？」といった事があります。当然その逆の場合もあります。同じ業界で仕事していても加工金額のばらつきはよく見かけます。あまりにもリーズナブルな取引の場合は「仲間内のよしみで」という部分もありますが。
各社得意不得意がありますのでこればかりは何とも言えませんが、弊社は「お客様の希望に沿った品質をご希望の納期でご提供する」事を第一に考えていますので、先ずは「この金額で出来ない？」とご相談くだされば有難く存じます。もしその時はお取引できなかったとしても、また別の機会があるかもしれませんから。
勿論お見積もりもさせて頂きますが、お時間をかなり頂かなくてはならない場合がありますので、お急ぎの場合はご希望金額を掲示して頂いたほうが早いです。見積もりが出ないと注文出来ないというのは重々承知していますが、ご注文の確定している目の前の仕事を優先しますので何卒ご容赦ください。
お客様からのお声掛けをお待ちしています
—代表取締役 大田—